藤田邸跡公園と藤田美術館。
前回記事「藤田邸跡公園と瓢箪池の蓮。毛馬桜之宮公園」→ https://hananoshow.com/lotus-flower-sakuranomiya-garden/ の続き記事を書く予定が今になってしまいました。遅くなってしまった。
間に1本挟んじゃったし。問題です。さてこれはなーんだ?|本町のお花屋さん 花菜 (hana)→ https://hananoshow.com/magnolia-rebloom/
⭐️藤田美術館→ https://fujita-museum.or.jp はJR「大阪城北詰駅」から徒歩1分の場所にあります。
藤田邸初代・藤田傳三郎氏について
すごい実業家だよねぇ。ご立派!!その上文化も大切になさっていたのはほんとに尊敬します。

藤田美術館。
藤田邸跡公園より通路を歩いて美術館に入ります。正面はガラス張りでカフェのような佇まい。(実際カフェだった。)スタッフの方に料金、利用方法など詳細を伺います。
知ってたというかあまり気にしていなかったのですが、入館料はキャッシュレス推奨でチャージをしていなかったワタシは現金を使い「次回からはお願いしますね。」と少し諌められました💦
今はどこもキャッシュレスなんだよね。たまにお客さんに「現金は使えますか?」と尋ねられ「大丈夫です(苦笑)」となることもあります。昭和生まれはもう化石なのかしら?

現在はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟」が注目されていますので、豊臣秀吉さん*千利休さんにフォーカスした「豊」と言う展示、永遠の輝きの「金」さらには生活を彩る「香」によって構成されていました。
「豊」茶の湯(室町時代頃成立)

豊臣秀吉さんは派手好みで千利休さんとは正反対だったとは伺いますが、利休さんは切腹させられるんだよね。
秀吉は「権力の美」を極めようとし、利休は「余白の美」を極めようとした。
そして皮肉なことに、今日の日本の茶道や花の文化に強く残っているのは、黄金の茶室ではなく、利休の侘び寂びの思想です。〜ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。まさに「方丈記」。



伝千利休。2026/07/04撮影。

秀吉は、侘び寂びの思想の対極とも言える「黄金の茶室」を作りました。
だから歴史を眺めると、秀吉と利休は単なる仲違いではなく、「日本文化には足し算の美もあるし、引き算の美もある」という二つの価値観を象徴する存在にも見えてきます。
「金」永遠の輝き



「香」「香を聞く(こうをきく)」
香道では「香りを嗅ぐ」とは言いません。
「香を聞く(こうをきく)」と言います。これは単なる言葉遣いではありません。
耳を澄ますように、心を静かにして香木と向き合う。
香りを自分から取りに行くのではなく、香木の声を受け取るという考え方です。
この「聞く」という表現だけでも、日本文化らしいですね。



花も、茶も、香も。
日本の文化は派手さではなく、静かな時間を楽しむ文化なのかもしれません。
「香を聞く」という言葉を知っただけでも、この展覧会へ来た価値があったように思います。
「最後の聖徳太子だけは、まだ全部理解できたわけではありません。でも、その答えを探す時間もまた楽しいものですね。」
モヤモヤが晴れた「二重塔」
藤田美術館の展示を見終え、さて、最後に藤田邸の蔵の扉?が出口になっていました。

で、目の前には「二重塔」。美しい。藤田邸跡公園側じゃなく、こちらから鑑賞してくださいって事なのね。さすが美術館。参りました。


日本庭園には塔がよく似合いますね。モヤモヤがようやく晴れた1日でした。
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この記事の著者
花菜(hana)/井上 宏
大阪市中央区・船場エリアで50年以上続く花屋「花菜(hana)」の代表。
1級フラワー装飾技能士として、開店祝い・法人向けフラワーギフト・
日常の花贈りまで幅広く手がけています。
